2007年11月13日

炉開き

                       炉とお棚.jpg
先週月曜日、お茶の先生のお宅で開炉(かいろ)のお祝いがありました。

上の写真、手前に写っている黒い縁(ふち)で囲われた部分が
お釜を掛けた状態です。

炉開き(ろびらき)とも呼ばれる開炉の行事は
四季の趣を重んじる茶道の世界ではとても大切にされているもので、
10月まで使っていた風炉(ふろ)をしまい、
来春4月まで使う炉を11月、正式には11月最初の亥の日に開きます。
それは、亥の日に火を使い始めると
火の災いに遭わないと言われているからだとか。


炉縁にお釜.jpg
お釜の下には煌々といこる炭が隠れています。
炭は、太さ・長さや形の様々なものが常に数種類使われますが、
風炉の時期に比べて全体的に太く、本数も多くなります。
また、組み方も手順も決まっています。
炭をくべる時の手順を炭点前(すみでまえ)と言い、
その規則は他に使う道具などによって細かく変わってきます。

こちらは寿扇棚(じゅせんだな)。
  寿扇棚.jpg
オーソドックスな点前では道具を全て畳の上に並べますが
お席の趣旨によって、このような“(たな)”を使うこともあります。
今回はお祝いということで、おめでたい棚を先生がご用意下さいました。
上に乗っているのは、右から(なつめ)=抹茶を入れる容器、
羽箒(はぼうき)炭点前の折に使います。ちなみにこれは孔雀の羽根。
香合(こうごう)=お香を入れる容器。色々な素材・形のものがあります。
下に置いてあるのは水指(みずさし)。
お釜からお湯を汲んでお茶を点てた後、
使った分を補うため、ここから水を汲んでお釜に注ぎます。

お茶の世界は本っ当に奥が深くて…。
実は開炉ならではの趣向も様々あるのですが
何せ私もまだ分からないことだらけですし、
細かいことを言い始めるとキリがないので
こちらに記したことも「原則として」というレベルの話だと
受け留めていただけるとありがたく思います。

休みがちでなかなかお稽古も進まず、
開炉当日も中座してしまった私ですが
心豊かになるお茶の時間は、これからも大切にしていきたいです。



posted by 奈月 at 00:13 | 兵庫 ☔ | Comment(2) | 和のコト、ヒト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
茶道の事は全く解らない僕ですが、写真を見るとなんだか「趣がある」なーんて思ってしまいますね。
なんか「綺麗」とか「美しい」って表現がイマイチ合ってない気もする、なんか奥深い物を感じます。
Posted by 永岡 正 at 2007年11月13日 10:31
(o^-^o)お茶の心…
静かな精神と気品漂う気持ちになります☆

奈月さん
頑張ってね(*^^*)
Posted by クールガイア at 2007年11月16日 23:03
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